日曜のお昼新幹線の改札口にマスクをした女性が歩いてくる。
あの子か…大きくなった。大人になったなぁ。
当時は可愛い女の子だったのが一人前になって帰ってきた。
もうさすがに肩車はできないな。。。
うちの両親とももう随分と年を食っている。
間に合ってよかった。。。
自分たちと別れてからの10年間、とても一口で言い表せないことがあったことだろう。その一端は聞かせてもらったが、所詮はほんの一部。
われわれに話せないことも少なからずあったようだ。
大人のエゴに振り回され、それでも立派な女性として故郷に凱旋。
自分には想像もつかない心の葛藤があったに違いない。
10年前、予期せぬ形でこの地を去ったので、痕跡はそのまま残している。
今日10年前の自分自身と話をするべくその部屋へ。当時の自分と何を語らったのか。。。
人生ってやつは得てして自分の力の及ばないところで、生きていかなければならなくなることがある。
否応なく受け入れざるを得ないこともある。
苦しかったことだろう。悲しかったことだろう。
それでも乗り越えて今がある。
立派な強い女性になって10年ぶりの帰宅である。。。
10年前お誕生日プレゼントで僕が渡したオルゴール「薔薇色の人生」ってタイトルらしいです。
追伸:なかなか楽しくもあり考えさせることもあった非常に有意義な「夏休み」でしま。AM8:00実家を出発です!