2024年東京大賞典予想コラム
東京大賞典は、大井競馬場で行われるダート2000mのビッグレースで、地方競馬を代表する一戦です。
毎年このレースには、中央競馬からの実力馬や地方競馬で活躍する馬たちが参戦し、極めてハイレベルな戦いが繰り広げられます。
本年も東京大賞典には注目の出走馬が揃い、それぞれが自らの力を発揮し、名誉あるタイトルを手にするために熱い戦いを繰り広げることでしょう。
以下に、出走馬の分析や予想を詳述します。
レース展開の予測
ペース予測
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今回の東京大賞典では、5枠5番のデルマソトガケが逃げる可能性が高いです。
他に目立った逃げ馬がいないため、スローペース~ミドルペースになる可能性が高いです。 -
差し馬としては、ウシュバテソーロ(10番)が後方から直線で鋭い末脚を発揮する展開が見込まれます。
全出走馬一言評価
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キングオブザナイル(1枠1番)
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地方所属馬で力差は否めないが、内枠を活かして粘り込みを図りたい。
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ウィルソンテソーロ(2枠2番)
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川田騎手が鞍上。先行力を活かせれば上位進出も可能。
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ラムジェット(3枠3番)
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成長途上の3歳馬。中枠から好位を取れる可能性が高く注目。
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フォーエバーヤング(4枠4番)
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坂井騎手が手綱を取る若い先行馬。展開次第で圧勝劇も。
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デルマソトガケ(5枠5番)
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逃げ馬として展開の鍵を握る存在。ルメール騎手の手腕がポイント。
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サヨノネイチヤ(6枠6番)
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地元所属の伏兵馬。展開がハマれば掲示板争いも。
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グランブリッジ(7枠7番)
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外枠を活かして先行粘り込みを狙いたい一頭。
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グランデマーレ(7枠8番)
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地方所属馬で厳しい条件だが、ベテランの戦いぶりに期待。
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クラウンプライド(8枠9番)
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自在性が魅力の一頭。外枠から好位を確保しやすいのが強み。
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ウシュバテソーロ(8枠10番)
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外枠を活かした差し脚に期待。直線勝負で逆転可能。
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フォーエバーヤングの魅力
本予想とは別に、注目すべき存在として挙げられるのがフォーエバーヤング(4枠4番)です。
この3歳馬は、若さゆえの勢いと坂井瑠星騎手との相性が光る存在です。
特に、中団から先行策を取る能力が高く、スローペースになりやすい今回の展開にフィットする可能性があります。
また、血統的にはスピードとスタミナを兼ね備えた背景があり、2000mの距離も十分に対応可能です。
若さによる成長力と未知の魅力があり、一番人気としての結果が期待されます。
海外での成績も抜群で、一番人気に押されると思われますが、それも納得です。
私は、人気を嫌ってこの馬の馬券は買いませんが、それでも圧勝劇を目撃したい自分も存在します。
有力馬の分析
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ウシュバテソーロ(8枠10番)
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脚質: 差し・追い込み
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ポイント: 外枠を活かして直線勝負に持ち込む展開が理想的です。
母父キングカメハメハの血統から、ダート中距離での高い適性を発揮する可能性があります。 -
期待値: 長い直線を活かした末脚勝負で逆転が狙えます。
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デルマソトガケ(5枠5番)
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脚質: 逃げ
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ポイント: ハナを切る可能性が高く、自分のペースで進められれば押し切りも可能。
ルメール騎手がどれだけスムーズにレースを運ぶかが鍵となります。 -
期待値: 逃げ馬として展開の鍵を握る存在。
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クラウンプライド(8枠9番)
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脚質: 先行~差し
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ポイント: 外枠から好位を確保しやすく、横山武史騎手の積極的な騎乗が期待されます。
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期待値: 自在性を活かして流れに乗れるかがポイント。
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ラムジェット(3枠3番)
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脚質: 先行
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ポイント: 中枠から好位を取れる可能性が高く、3歳馬らしい成長力も魅力。
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期待値: 若さを活かした粘り込みに期待。
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結論と買い目
予想順位
1着: ウシュバテソーロ(10番)
2着: デルマソトガケ(5番)
3着: クラウンプライド(9番)
買い目
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馬連: 5-10, 9-10, 5-9
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三連複: 5-9-10, 5-7-10, 3-5-10
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三連単(フォーメーション): 1着: 5, 10 / 2着: 5, 9, 10 / 3着: 3, 5, 7, 9, 10
予想の根拠
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展開: 逃げ馬が少ないことでデルマソトガケが自分のペースで進める可能性が高い一方、差し馬ウシュバテソーロの直線勝負が決定打になると予想。
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枠順: 外枠の馬が包まれるリスクが少なく有利。
また、中枠のラムジェットやフォーエバーヤングも展開次第では上位に食い込む可能性。 -
血統: ウシュバテソーロとクラウンプライドはダート適性が高い血統背景を持ち、東京大賞典の条件にマッチしています。
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騎手: ルメール騎手(デルマソトガケ)や横山武史騎手(クラウンプライド)、菅原明良騎手(ウシュバテソーロ)といったトップジョッキーの腕が重要です。
追伸:
ここまで、うんちくを垂れてみましたが、この東京大賞典は過去人気サイドの決着が多数を占めています。
特に一番人気の複勝率はここ10年で9回、すなわち90%です。
1着も4回です。
その時点で、私の予想は破綻しています。
ですが、私の財布も破綻している現在、オッズに対する期待値が高いであろう馬をピックアップしました。
というより、そうせざるを得ませんでした。
これでささやかな夢を見ようと考えています。
この分析を基に、2024年東京大賞典の馬券購入に役立てていただければ幸いです。