おぢさんのつぶやき -山崎篤史ー

とうとう50代突入してしまいました。白髪が増えてきたおぢさんですが、たまに書き込もうかなぁと思います。

TAJIRI直伝「失敗は儲けもの」マインドセットで挑戦と自己成長を加速する方法

スポンサーリンク



 

 

人生の時間は、誰にも等しく与えられている。
だが、その刹那(せつな)がいつ終わるかは、誰にもわからない。
明日、ふいにゴングが鳴るかもしれない──

そんな覚悟が、心の底に一滴の解放感をもたらす。
期待しないから、失敗が怖くない。
うまくいけば、もうけもの。
ダメならダメ。それでも前へ進むだけだ。

この感覚を教えてくれたのは、九州プロレスに身を投じるプロレスラー、TAJIRI田尻義博)さんだ。
リングに上がる彼の背中には、汗と覚悟が刻まれている。
端正なマスクの下で、確かな眼差しが語りかける──

「いつ終わるかわからないから、今すぐ動け」

 

 

砕(くだ)け散る覚悟──TAJIRIが選んだ“今”

高鳴る鼓動を胸に
汗が額から滴り落ちる音。
観客の喚声が耳を振るわせ
鉄柵の冷たさが手のひらに突き刺さる。

TAJIRIさんはそうした五感すべてを武器に
人生最後の挑戦を始めている。

2023年1月、彼が九州プロレスへ入団を決めた日。
会見場には和やかな笑顔と
覚悟の凛とした張り詰めた空気が混在していた。
筑前理事長の声が響き、報道陣のフラッシュが一瞬、光を放つ。
彼はゆっくりとマイクを握りしめた――

「若手育成を加速させたい。
ここなら、自分の経験が生きる」

その言葉には、50代の身体に刻まれた無数の傷跡と
それを恐れず飛び込む勇気がにじんでいた。

 

 

私たちとTAJIRI──時間の有限性を乗り越える鍵

日常に戻れば、午前8時のオフィスは静まり返り
キーボードを打つ音だけが一定のリズムを刻む。
会議室の空気は冷たく、蒸気のないコーヒーが机で冷めてゆく。

そこで私たちは「まだ時間はある」と思い込む。
明日のプレゼン、来月の企画書、いつでもできる…と。
だが、その“いつか”は、確実に近づいている。

TAJIRIさんのリングは、いつも終わりの可能性を孕んでいる。
一瞬の判断ミスが、闘いの終止符になるかもしれない。
それを踏まえたうえで、彼は全力で前へと飛び込む。
その潔さこそが、時間を燃料に変える方法だ。

 

 

五感で読む──“ダメもと”の実践ステップ

1. 朝の“宣言”で心臓を震わせる

目覚ましが鳴る。
枕元のスマホを叩き、寝ぼけ眼でつぶやく。

「今日は失敗しても、大丈夫」

たった一言が、眠った扉を開く。
脳が「安全圏」を手放し、
一歩を踏み出す許可を自らに与える。

2. 小さな衝動を今すぐ形にする

デスクの上に広げたメモ帳。
ペン先が走る音と紙の香りが、創造を後押しする。
「面白そう」と感じたアイデアを、即書き出す。
送りたいメールなら、その場で送信ボタンを押す。

TAJIRIさんも、ECWでの初陣では
異国のリングに飛び込み
“毒霧”パフォーマンスを試した。
その衝動が、彼を伝説へと押し上げたのだ。

3. 振り返りは“拍手”だけ

週末。手帳を開くと、欄には赤ペンで五つの達成が並ぶ。

  • メール3通送信

  • 提案資料に新アイデアを追記

  • セミナーへ飛び入り参加

  • 読書30分

  • SNSでの情報発信

失敗は一切、書き込まない。
行動した自分を讃える拍手。それだけで次の力がわいてくる。

 

 

結びに──今この瞬間を燃やし尽くせ

深い呼吸とともに、胸の奥から温かいものが湧き上がる。
「もう一度挑戦してみよう」と。

時間はいつ切れるかわからない。
だが、その不安こそが、私たちを躍動させるエネルギーになる。
TAJIRIさんの挑戦は、リングの上だけのものではない。
私たちのオフィスにも、会議室にも、日常のすべてに生きている。

あなたの明日がブツ切れかもしれないなら、
今日、全力で動くしかない。

  • 目覚めたら、失敗OKを宣言し

  • イデアが走ったら即行動し

  • 週末には自分を拍手で迎え入れる

このサイクルが、時間を味方に変える。
さあ、心臓が鼓動を高めるほうへ一歩を踏み出そう。
その先にあるのは、きっと新たな可能性だ。

 

時間を燃料に、あなた自身の伝説を刻んでください。
失敗を恐れず、ダメもとで生きる喜びを。

 

 

参考・引用