おぢさんのつぶやき -山崎篤史ー

とうとう50代突入してしまいました。白髪が増えてきたおぢさんですが、たまに書き込もうかなぁと思います。

 「挑戦しない人生に勝ちはない」忌野清志郎が教える変革の本質

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勝負を避けた者に、勝ちも負けもない。

忌野清志郎の言葉と、マイケル・ジョーダンの“敗北哲学”から学ぶ挑戦の本質

 

 

勝負を避ける理由に、正しさはあるのか?

「できるだけ傷つかずに、波風を立てずに生きていたい」
そんな願いを、誰もが一度は抱いたことがあるのではないでしょうか。

特に社会人になり、責任や人間関係に揉まれていると、
“挑戦しないこと”が最も安全で、最も賢い選択に思えてきます。

でも、それは本当に正しいのでしょうか?

かつて、忌野清志郎というミュージシャンがこう言いました。

「勝負をしない奴には勝ちも負けもないと思ってるんだろ?
でもそれは間違いだ。勝負できない奴はもう負けてるんだよ」

この言葉は、音楽業界だけではなく、私たちの生き方にも深く刺さる真理です。

 

マイケル・ジョーダンも負けてきた

「勝ち続けた人間」の代表として、マイケル・ジョーダンの名前を思い浮かべる方も多いと思います。

彼はNBAの伝説的プレイヤー。6度の優勝。5度のMVP。
しかしその裏に、誰よりも多くの失敗がありました。

ジョーダン本人は、あるインタビューでこう語っています。

「私はキャリアの中で9,000本以上のシュートを外してきた。
試合に負けたことは300回以上。最後を任されたシュートを26回外した。
それでも成功できたのは、失敗し続けても挑戦し続けたからだ」

この言葉は事実に基づいています。
彼のスタッツを見れば、成功率だけでは語れない「試行回数」が存在します。

ジョーダンは勝負を“避けなかった”からこそ、敗北を糧にできたのです。

 

私たちはなぜ勝負を避けてしまうのか

一歩を踏み出せない理由は、単純ではありません。
それは、「挑戦=危険」と感じてしまう記憶のせいかもしれません。

過去に、頑張ったのに報われなかった。
勇気を出して行動したら、笑われた。
そんな記憶が、“もう傷つきたくない”とあなたを縛ってしまう。

でも、私が思うに──
その記憶があるということは、かつてあなたは「挑戦していた」証拠です。

一度は勝負の舞台に立っていたのです。
だからこそ、もう一度そこに戻る資格は、誰にでもあると思います。

 

“勝負する習慣”を取り戻すために必要な視点

挑戦とは、大きな一発勝負を意味しません。
日常のなかで、自分の「慣れ」や「保身」と向き合うことが、すでに勝負なのです。

たとえば──

・言いたいことを我慢していた会議で、初めて意見を出す
・いつも誰かに任せていた企画を、自分で提案してみる
・完璧ではなくても、投稿ボタンを押して発信してみる

こうした小さな行動こそ、“勝負する人”の最初の一歩です。

勝負は特別な舞台で起こるわけではありません。
毎日の中に、いくらでも転がっています。

 

忌野清志郎も「正解」を拒んだ男だった

清志郎は、常に既存の価値観やルールに挑んだ人でした。

彼のロックは、綺麗ごとではなく、社会への違和感や怒りを真正面から歌にしたものです。

1980年代、テレビの歌番組では「反戦ソング」を理由に出演NGを出されたこともありました。
しかし彼はひるまず、「歌いたいことを歌うのがロックだろ?」と姿勢を崩しませんでした。

この態度はまさに、“勝負し続ける人間”の姿勢そのものです。

売れたい、受け入れられたいという気持ちは誰にでもあります。
でも、そこに合わせて自分を変えてしまえば、自分自身に負けてしまう。

清志郎が伝えたかったのは、そういう“内なる勝負”なのだと思います。

 

挑戦する人間だけが、未来を手にできる

大きな成功の裏には、必ず小さな挑戦の積み重ねがあります。

マイケル・ジョーダンも、忌野清志郎も、
一発逆転ではなく、“何度でも勝負する力”を持っていた人です。

そしてこれは、特別な人間だけの話ではありません。
どんな人にも、この“勝負の火”は眠っている。

問題は、それを再び灯すかどうか──
それだけなのです。

 

「自分には無理だ」と思ったときこそ、勝負どき

「自信がない」
「きっと失敗する」
「もう若くない」

そう思ったときにこそ、心の中で問いかけてみてください。

「それでも、やってみたいか?」

もし、心のどこかで「うん」と答える自分がいるなら、
それがあなたの“勝負のサイン”です。

あなたが何かを始めようとしている、その瞬間こそが、
誰よりも自分に対して、背中を押しているということなのです。

 

最後に:今日、あなたはどんな“勝負”をしますか?

挑戦しないことは、安全かもしれません。
でも、挑戦しなければ何も変わらない。

変化がない人生に、人は飽きてしまいます。
そして、自分に失望してしまう。

だからこそ──
清志郎の言葉を、どうか心に置いてください。

「勝負しない奴はもう負けてるんだよ」

今日、あなたはどんな“勝負”をしますか?
たとえ小さくても、その一歩が未来を動かします。

次の扉を開ける鍵は、他の誰でもない。
“挑戦するあなた”自身が、すでに握っているのです。