おぢさんのつぶやき -山崎篤史ー

とうとう50代突入してしまいました。白髪が増えてきたおぢさんですが、たまに書き込もうかなぁと思います。

挑戦を恐れず、自信を築く方法—今日から始める自己成長

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「点はいずれ線になる」
人生のすべてに意味がある

 

 

夜の帰り道、ふとよぎる思い

夜の帰り道、肌寒い風が頬をかすめる。
遠くで車のライトが揺れ、街のざわめきが少しずつ静まっていく。
コンビニの前を通り過ぎると、コーヒーの香りがふわりと漂う。

 

ふと、頭の中に過去の出来事がよみがえった。
あのときの決断は正しかったのか。
頑張ったはずなのに、報われなかった日々。
もしかすると、あの時違う道を選んでいたら——。

 

こんなふうに、過去を振り返ることは誰にでもあると思います。
特に、うまくいかないときや、努力が空回りしているように感じるときはなおさらです。

 

「この選択に意味があるのか?」
「いまやっていることは、未来につながるのか?」

 

そんな不安を抱えるあなたへ、伝えたいことがあります。

 

すべての点は、やがて線になります。
今はまだ意味が分からなくても、未来のどこかで必ずつながります。

本記事では、スティーブ・ジョブズ、J.K.ローリング、イーロン・マスクといった偉人たちのエピソードを交えながら、「点と線の法則」についてお話しします。
きっと、あなたの人生にも当てはまることがあるはずです。

 

 


 

スティーブ・ジョブズ——無駄な経験などない

1970年代のカリフォルニア。
スティーブ・ジョブズは大学を退学し、先の見えない日々を過ごしていました。

 

そんな中、偶然カリグラフィー(書体デザイン)の授業に出会います。
ただ美しい文字の形を学ぶだけの授業。
これが将来の役に立つとは、彼自身も思っていませんでした。

 

しかし、10年後、彼はMacintoshを開発し、世界で初めて美しいフォントを持つパソコンを生み出しました。
「もし、あのときカリグラフィーを学んでいなかったら?」
彼は後にこう語ります。

 

「未来を見て点と点をつなぐことはできない。後から振り返って初めてつながるのだ。」

 

今の選択がどこにつながるかは分かりません。
でも、それはいつか意味を持ちます。
だからこそ、目の前のことに夢中になってみることが大切なのです。

 

 


 

J.K.ローリング——逆境が生んだ魔法の物語

1990年代のイギリス。
J.K.ローリングは、シングルマザーとして極貧生活を送っていました。

 

仕事もなく、生活保護に頼る日々。
暖房も壊れ、寒さに震えながら、幼い娘を寝かしつける。

 

「こんな人生に意味があるのだろうか?」
彼女は何度もそう思ったそうです。

 

しかし、一つだけ、彼女には捨てられないものがありました。
それは「物語を書くこと」。

 

子どもの頃から魔法の世界を空想するのが好きでした。
ただの遊びのようなものでしたが、その空想が、やがて『ハリー・ポッター』という作品になりました。

 

出版社に何度も断られ、それでも諦めずに書き続けました。
そして、ついに彼女の物語は世に出ました。

 

ハリー・ポッター』シリーズは世界で5億冊以上売れ、映画化され、多くの人の心をつかみました。
もし彼女が、「こんな空想、何の役にも立たない」と思っていたら?
あの寒いカフェで書くことをやめていたら?

 

過去のすべての「点」がつながったからこそ、彼女の人生は大きく変わったのです。

 

 


 

イーロン・マスク——失敗を重ねた先に未来がある

2000年代のアメリカ。
イーロン・マスクは、火星移住を夢見てスペースXを立ち上げました。

 

しかし、ロケットの打ち上げは3回連続で失敗。
数億ドルの資金が消え、会社は破産寸前でした。
誰もが「もう終わりだ」と思ったでしょう。

 

しかし、彼は諦めませんでした。

 

幼い頃から宇宙に憧れ、南アフリカで星を眺めながら「人類は宇宙に行くべきだ」と信じていた少年時代。
起業家としての挑戦、数々の失敗——。
それらの点がつながり、4回目の打ち上げでついに成功を収めました。

 

今、スペースXは人類初の火星移住計画を進めています。
マスクの成功も、突然生まれたものではありませんでした。
すべての「点」が線になった結果なのです。

 

 


 

「点」を線にするために、今できること

過去の経験を「無駄だ」と決めつけるのは簡単です。
でも、未来の自分が振り返ったとき、それが大切な「点」だったと気づくかもしれません。

 

今やっていることが、すぐに結果につながるとは限りません。
しかし、それを信じて進むことで、いつか未来が変わります。

 

だからこそ、今の努力を大切にしましょう。
どんな経験も、必ずどこかにつながります。

 

 


 

結論:「今の点」を信じて生きる

人生は、今ここで完結するものではありません。
どんなに小さな経験でも、どんなに些細な出来事でも、いつか意味を持ちます。

 

今は苦しいかもしれません。
努力が報われないと感じることもあるでしょう。

 

でも、あなたの「点」は、いつかつながります。
未来の自分が、過去を振り返ったとき——
「あの時の経験があったからこそ」と思える日がきっと来ます。

 

だから、今を大切にしてください。
たとえ先が見えなくても、歩みを止めないでください。

 

すべての点は、いずれ線になります。

あなたの「点」は何ですか?

 

 

 

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